現在,様々な社会的場面で,話し合いのチカラが見直されています。しかしながらその一方で,話し合いではうまくいかない ということも多いでしょう。では話し合いは,なぜうまくいかないのでしょうか?どうすれば,話し合いはうまくいくのでしょう? わたしたちは,いろいろな社会的場面での話し合いを対象とし,さまざまな角度から話し合いを考え,話し合いを通じた支援の形を追求しています。
本プロジェクトは,独立行政法人科学技術振興機構(JST)・社会技術研究開発センター(Ristex)の研究開発プログラム「21世紀の科学技術リテラシー」のH18年度採択「自律型対話プログラムによる科学技術リテラシーの育成」プロジェクト(代表:大塚裕子)を前身とし,現在も,教育現場,社会における話し合い現場で,様々な活動を続けています。
◎評価を持って街に出ようで発表をしました
2014年2月23日,政策研究大学院大学において,以下のタイトルで発表いたしました.
「留学生と日本人学生の話し合いにおける両者の評価及び自己評価・他者評価の分析」
森本郁代・水上悦雄・蜩c直美
聴講いただいた方々,議論に参加いただいた方々,シンポジウムでご一緒させていただいた方々,そしてシンポジウムにお誘いいただいた,宇佐美先生に感謝いたします.
◎『総合政策研究』に寄稿しました.
2013年10月『総合政策研究』に以下のタイトルで掲載されました.
「留学生による話し合いに対する評価に影響を与えるコミュニケーション行動」
森本郁代・水上悦雄・蜩c直美(2013)総合政策研究,No.44,41-52
LSSLの自律型対話プログラムを,大学留学生の授業に導入するプログラムとして策定するために,留学生の日本語による話し合いの評価を通じて日本人学生との視点や言動の違いについて分析を行ったものです.
◎認知科学会第29回大会で発表しました.
2012年12月13日認知科学会第29会大会において以下のタイトルで発表しました.
「旅行案内電話対話のモデル化における基盤化ネットワークの拡張と適用」
水上悦雄・柏岡秀紀
聴講いただいた方々,議論に参加いただいた方々,ありがとうございました.
◎IWSDS2012で発表しました.
2012年11月28-30日 4th International Workshop Series on Spoken Dialogue System Technology (IWSDS2012)において以下のタイトルで発表しました.
「What are they achieving through the conversation - modeling guide-tourist dialogues by extended grounding networks」
Etsuo Mizukami and Hideki Kashioka
◎シンポジウム『みんなで話そう,「話し合い学」の可能性』のご案内
表題のシンポジウムを開催します.
日時:2012年9月12日(水)10:00〜18:00
場所:土木学会2階講堂
基調講演として,平田オリザ氏をお迎えします.詳しくは,シンポジウムHPをご覧ください.
◎『自律型対話プログラムの開発と実践』出版のお知らせ
3年間のプロジェクトの研究開発の成果をまとめた研究書が,ナカニシヤから出版されました!
「自律型対話プログラム」の開発過程を詳細にまとめた本です。プログラムの実施マニュアルも付録としてまとめています。詳しくは,上記写真をクリックし,ナカニシヤのHPでご覧ください。
なお,本書に関するお問い合わせも,まで,メールにてお願いいたします。
◎ワークブック『話し合いトレーニング―伝える力・聴く力・問う力を育てる自律型対話入門』出版のお知らせ
授業などでそのまま使えるように,評価シートのついたワークブック形式になっています。詳しくは,上記写真をクリックし,ナカニシヤのHPでご覧ください。
なお,本書に関するお問い合わせも,まで,メールにてお願いいたします。